わたしたちが手がけるAURO by Bodenは、ドイツにあるアウロ社から原料を輸入しています。
ドイツでは基本法の中で「次世代のために自然を守る責任がある」と保証しているほど、環境に対する意識が高く、「環境先進国」として世界的に知られています。
今回のブログから、6月にドイツを訪問した際に感じたことをドイツ環境レポートとしてご紹介します。その第一弾、ヨーロッパで展開するドイツ生まれのドラッグストア『dm』でのさまざまな取り組みを紹介します。
1,000店舗以上を展開しているドイツ人にとってはおなじみのお店です。実際、フランクフルト、ベルリンの大都市をはじめ、アウロ社があるブラウンシュヴァイクでもすぐに見つけることができました。販売されている商品はコスメ、生活用品、ペット用品、ベビー用品をはじめ、オリジナルブランドの商品もあり、日本のドラッグストアと似たような雰囲気です。
ここからは日本ではあまり見られない、店舗での珍しい取り組みをご紹介します。
【ベビー・キッズコーナー】
充実したベビー・キッズコーナーがあり、オーガニックやサステナブルの先進であるドイツならでは商品が置いてありました。その一角におむつ替えスペースが設置されていました。
このスペースには、オムツやおしりふき、手袋、ゴミ箱などが自由に使えるようになっています。ドイツでは、街中にあるトイレは有料のところがほとんどなので、このように街中で自由におむつ替えができるところは、赤ちゃんを連れているお母さんの味方ですね。
ベビーコーナー内には木馬も置かれており、買い物をしている間に一緒にいるお子さんも楽しめるように工夫されていました。
【ラッピングコーナー】
サステナブル先進国であるドイツでは、基本的にどのようなお店も無料のレジ袋はなく、自分の持っていったエコバックを使うか紙袋を購入します。
dmではレジ袋がない他に、過剰な包装はせず、ラッピングをしたい人が自由に好きなリボンやラッピングペーパーが使えるコーナーがありました。これは日本にもあったら人気が出そうな取り組みですね。
【リサイクルボックス】
そして最後にご紹介するのは、店舗入り口に置かれているリサイクルボックスです。電池や電球、ペットボトル、紙などで分類されており、日本だと家電量販店では目にすることはありますが、ドラッグストアにも設置されていることが環境に対するドイツの方々の意識の高さを感じました。
以上、ドイツのドラッグストアでの取り組みでした。
次回もドイツの環境レポートをお伝えいたします。