わたしたちが手がけるAURO by Bodenの原料の輸入先のアウロ社があるドイツ。
ドイツの主な公共交通機関には地下鉄や長距離鉄道・バス・トラムなどがあります。
ものづくり大国として名高いドイツは、世界的には自動車メーカーのイメージが強いですが、自転車大国でもあるのです。機能性やデザインなどにこだわった自転車メーカーが勢ぞろい。実はこれこそが環境の取り組みとなるエコなのです。
現在日本でもレンタルサイクルは普及していますが、ドイツでも自転車やキックボードのレンタルを使用している人が多くいます。
道路には自転車専用レーンが整備されており、子どもを乗せることができるチャイルドトレーラーをつけて走る人も多いようです。また道路脇にある駐輪場では、日本で見たことがない大きなチャイルドトレーラーを見つけました。幼稚園へ子どもを送ってから出勤という人たちも多く、ある程度の道の広さと安全性があるからこそ走行できるのでしょう。
排気ガス削減のために、現地の方も車ではなく自転車で通勤という話も伺いました。一人一人の心がけによって、環境問題にも取り組むことができるのでしょう。
ドイツ鉄道はドイツの国内の各地方を結ぶ鉄道網を持つ『DB』が運行しています。日本で言うと新幹線のようなものです。フランクフルトからアウロ社があるブランシュヴァイクまで利用しました。
地下鉄の駅の上はガラス張りになっており、電気を使わず自然光を利用したエコな取り組みをしています。
また排気ガス削減により自動車を使用せず鉄道と自転車での移動ができるように、自転車と共に乗ることができます。自転車を乗せる車両には自転車マークが付いています。
電車の中は駐輪場のように停められるようになっており、日本では折りたたみの自転車を専用の袋に入れ荷物として乗車することは可能ですが、そのまま乗せられるのは素晴らしい取り組みだと思いました。
今回、ベルリンでは地下鉄も利用しました。日本ほど多くの路線はありませんが、ベルリンでは地下鉄のことをUバーンと呼んでいます。
利用した駅には改札がなかったので、直接ホームへ向かうと券売機がありました。タッチパネルで行き先を指定してチケットを購入します。
海外の地下鉄というと治安があまり良くないところもあり、現地在住の日本人の方でも携帯を車内では使用しないという話も伺いました。路線よっても異なると思いますが、地下鉄ということで少し緊張しましたが無事に目的地に到着することができました。
今回の訪問では様々な公共交通機関に乗ることができ、日本と異なる利用方法や現地の方の過ごし方を体感することができ、貴重な経験となりました。
次回もドイツのリサイクルやリユースについての環境レポートをお伝えいたします。