Auro by Boden

ドイツ・アウロ社を訪問

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私たちの原料の輸入先ドイツ・アウロ社は、環境に配慮したビジネスのパイオニア企業です。

今のように「サスティナブル」の必要性が言われる前から、石油を使用せず植物などの天然素材を使用した自然化学の会社で、ワックス・塗料・洗剤などを製造しています。




アウロ社が法的にケミカルフリーの天然由来素材を使用している一つの理由として、もし石油化学物質を使用していたら万が一この工場が何かの災害になった際、塗料などが流出し、石油化学物質が地面に染み込んで自然破壊を起こしてしまうからです。

工場の屋上には雨水を溜める設備があり、その水を利用して缶などの洗浄しているという取り組みもありました。その洗浄水を濾過する設備もありました。また使用した缶はリサイクルしてリユースしています。

コンテナなどで海外へ輸送する際には、プラスティックの土台ではなく木製の土台を使用し、クラフトペーパー等の再生紙で梱包しています。極力プラスチックは使わないように心掛けており、塗料などどうしてもプラスチック製容器を使う際にも、海洋ゴミからできたリユースプラスティックを使用しています。



工場見学をして驚いたことは、誰一人マスクをせず作業をしていることです。なぜならば原料が天然由来のものだからマスクの必要がないのですね。化学工場でイメージする特有の匂いもありませんでした。天然由来の原料を使用しているから安心して工場でも作業ができるのです。



研究室では原料となる素材を確認したり、サンプルのチェックを行っていました。原料の一部は、その時の旬の植物から採取して、状態を見ながら製造しているそうです。まるで、料理を作るときのような話ですね。過去の商品の経過観察もしているそうです。自然の原料が相手なのでオートマティックではなく、人が状態を見ながら製造していました。とても手が込んでいます。




(Dr.Markus Lettau Research&Development)




敷地内に電気自動車を充電チャージ出来るパーキングありました。ドイツでは電気自動車を推奨しており、国からの補助金対象でもあるそうです。屋上には太陽光発電のソーラーパネルがあり、社用車として電気自動車を使用していました。




アウロ社の工場見学を経て、わたしたちが手がけるAURO by Bodenがこのような自然原料で作られ、環境配慮にこだわった製造工程で人の手で大切に作られていることに、改めて信頼と誇りを感じました。

 
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