Auro by Boden

ドイツ・アウロ社があるブラウンシュヴァイクの街

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わたしたちが手がける、AURO by Bodenの原料の輸入先ドイツ・アウロ社がある街をご紹介します。

アウロ社があるドイツのブラウンシュヴァイク(Braunschweig)は、ドイツ北部ハノーバー近くの都市で、人口は約25万2000人の街です。

(街のシンボルであるライオン像)



今回雨の中、街を案内してくださったWilfried Hinrichs博士。




市内中心地には昔ながらの歴史的建造物の街並みと、生活の中心となるスーパーやレストランもあります。かつての冷戦があった東部のベルリンとは離れた場所にあることから、今もこうして歴史が残されている街です。
 



中に吹き抜けがある伝統的な建物が、当時の建物をそのままに、現在はレストランとして使われていました。

 



かつて5つの街が集まる都市だったので、市庁舎も5つ存在しています。今回訪れた広場にあるその一つの建物には、外壁に1700年の歴代の王と王妃が対になって飾られています。当時都市を治めていた王たちは世界中を遠征していたので、実際に街を守っていたのは王妃だったと言われています。王妃にスポットが当たっているのは珍しいです。





 建物の一階部分の柱には、当時住む人たちが『長さの基準』としていた石碑が残されていました。当時、決められた長さの尺の単位がなかったので、街の人たちが常にここにあつまり、長さの基準にしていました。その習慣が由来となって、公式の長さはここブラウンシュヴァイクで決められるようになったそうです。(実際の長さの基準となった場所を訪問する様子)
  



その他にも国際標準の時間・長さ・重さ・光の明るさなどの単位のオリジナルはブラウンシュヴァイクから始まったと言われ、ドイツにおける単位の標準機関が現在も置かれています。重要な科学的な機関の拠点になっており、化学・航空技術・教科書の開発する会社も多く設立されており、ドイツにとってブラウンシュヴァイクは発明や開発の拠点であったことが分かりました。


創業者のフィッシャー博士は、石油化学が当然だった時代に植物化学を始め、アウロ社を創業しました。当時はサスティナブルの先進だったので周囲の理解を得られるまでに時間がかかったそうです。


国際標準の起源であり、化学機関の拠点になっている重要な都市であるブラウンシュヴァイクの歴史を知ることで、創業者たちはここで会社を立ち上げ、今もなお、環境の先進を走り研究し続けていることに、歴史的な必然性とアウロ社の製品や環境への想いを感じました。

 


このような素晴らしい街にあるアウロ社から原料を輸入しています。次回はドイツ・アウロ社をご紹介します。

 

 
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